草加太鼓クラブ

埼玉県草加市で活動している和太鼓団体「草加太鼓クラブ」のブログ。

宿場まつりで1日中太鼓演奏

11月3日(木・祝)、草加市宿場まつりが開催されました。
草加ふささら祭りと同時開催で、草加〜松原団地のいたるところでイベントが開かれ、模擬店が並び、人があふれ、もう街全体がウキウキしていました。
文化会館や左岸広場でライブを見るか、遊歩道のびっしり並んだ模擬店を食べ歩きするか、宿場まつりでお神輿を追いかけるか、沿道の太鼓の技を堪能するか……、魅力的なコンテンツが多すぎて迷ってしまう。計画立てなきゃ回れません。

ところが、草加太鼓クラブのメンバーは計画を立てる必要がありませんでした。
なぜならば、朝から夕方まで1箇所に張り付いて、太鼓を打ち続けていたからです。

広い地域で行われたお祭りですが、私たちが与えられた拠点はそのはずれの方でした。だから中心地よりもやや人通りが少なかった。
でもどどん鼓連盟に加入したての新参者だし、まだまだ技術も未熟な子供たちばかりの草加太鼓クラブにとってはリラックスできてちょうどいい場所だったと思います。
音を出せば、何事だ?と人も集まってきます。

僕は午前中は阿波踊りチームのメンバーとしてパレードに参加していました。
パレードを終えて、昼ごろ太鼓クラブの拠点に向かっているとき、遠くから激しくしかも見事に一致団結した太鼓のとどろきが聞こえてきて、まさか、あんな見事な秩父屋台囃子がうちのクラブの演奏!?と半信半疑になりました。
そして彼らの姿が見えたとき、やっぱりうちのクラブだ!と感激すると同時に、そばで聞くといつものややルーズさも混じる音に戻って聞こえたのでした(笑)。太鼓って不思議です。

1日中太鼓を打ち続けるのはたいへんな苦行だと思うかもしれませんが、大人も子供もとても楽しんでいました。
さすがに翌日は全身筋肉痛でしたが。


↑段ボールに貼って看板にしました。
(染谷)